世界的な排気ガス規制により、エンジンの圧縮比が下げられ、安全基準の為のポリ・ウレタン製バンパー(5マイルバンパー、R/B)の装着は車の性格を大きく変えてしまいました。(ここを見ている人は当然知ってるか・・ウレタンよりも、中の鉄製の構造体が重すぎるんだけど・・)当時は労働争議も多くイギリス製品のハズレ年です。 品質管理という言葉はなかったものか、使用パーツの信頼性も低いですね。(ジャガーなんかも84年くらいまでは、買ってはいけないですよ(笑))
特に、この1980年10月製は良くないらしい。最末期ですので、プレス型は痛んでるし、溶接は悪いし、ジグも痛んでいたのでしょうか?左右でボディパーツのチリもあってません(笑)オリジナル部分の配線処理もラフです。この月でレイオフされた従業員の立場を考えると文句も余り言えないか・・・。さらに、電気系の設計も大幅な見直しもせず、場当たり的な回路の増設ですませていますから、修理の時に頭が痛いことこのうえなしです。 この月で実質MGBの生産は打ち切ったわけですが、日本では1982年頃まで在庫がありました。(私のは81登録です。)Model Year的には1978年(いわゆる5マイルでも76年モデルとちょっと違う)ですが、原設計の遥か昔1960年前半のMk-1から、かなりの部分を引きずっています。(詳しくはThe History of MGBで) まあ そんな最終型ですが、いわゆるメッキシリーズよりも遥かに新しい為、日常の足としても十分使えることが多いです。ハードトップをすれば(雨漏りは別として)全天候性能もあります。雨天時の後方視界がいいですからね。 HDTは、基本的に昔のモデルの物を装着できますが、但し昔のボディと若干サイズが違う為か??、サイドウインドウの上部とHDTのクリアランスが、過大となる可能性もあります。購入される前に、一度試験装着をお薦めします。(写真の物は、純正オプションの当時物HDTで、mk-1より譲り受けた。最近リプロされているので入手可能である。詳細はお問い合わせ頂きたい) 東京都内の某専門店で買って以来、まあまあ苦労をして来ましたが(「どっちかと言うと、キミのははずれだったね」某ショップ工場長談)、 私の知人達はもっと苦労しているようです。(本人達は苦労と思ってないかも) うちのBは点火系以外の電装が弱く、電動ファンがなぜか気温が上がると止まるとか、 国道246号の3車線目で突然全電気系ダウンという反乱をおこすなど、油断ならない奴です。最近は改造手術でおとなしくなりましたが、ひそかに反乱を狙っているはず。 あ、いい忘れてましたクーラーもエアコンも付いてません。ついてる車もありますが。 まあ、夏の昼間はきついですが、季節のいいときは、どんな国産車より面白いです。パワーや、絶対速度は現代のファミリーサルーンにもかなわないですがね。今の車って、誰が乗ってもそれなりに速度は出ますが、乗ってて楽しい車って、ごく僅かじゃないでしょうか。 Return to : MGB on the Web Home |