MGB on the WEB,Japan
-for MGB owners-
参照 :MGB TIMELINE
  MGBの分類について 
   MGB は、1962年より1980年までの長期に渡って、約52万台生産されました。
 
さなモデルチェンジは多々、大きなチェンジも何度かあります。各コンテンツの中で便宜上使用する各モデルの呼称についてですが、
   MGBの形式記号である、GHN3や、GHN4、GHN5(GTはGHD,CはGCN/GCD,V8はGD)に基づいて大きく
   Mk-1(GHN3またはGHD3) / Mk-2(GHN4またはGHD4) / Mk-3(GHN5またはGHD5)と分類することとします。
  • Mk-1(GHN3)と2(GHN4)、そしてMk-3(GHN5)の前半が
    クロームバンパーモデル
    C/B
  • Mk-3(GHN5)の後半が
    ラバーバンパーモデル、
    R/B

となります。
(文献によっては、mk1とmk2の2種類のみとしたり、mk3の後のラバーバンパー(ウレタンバンパー)をmk4としています。これはこれで誤りとは言えません。)

 らに、mk3の時代に外観やメカニズムの大きな変化がありましたので、大きく5つに分けることとします。

 
1. -GHN3/GHD3
Mk I (1962-1967)
  オリジナルモデル。
モノコックボディ、巻き上げウインドウなど現代オープンスポーツの元祖

2. -GHN4/GHD4
Mk II (1967-1969)
  外観にさほど大きな変更は無し。メカニズムの若干の変更、北米向け安全基準の一部採用が始まる。電気系のアースがポジティヴ(+)から、現代では一般的なネガティヴ(-)になるなど。mk.1との外観上の際は少ない。

3. - GHN5/GHD5
MK III -1(Early)
Recessed grille (1969-1972)- R/G

リセスド・グリル(奥まった)
別名 フィッシュマウス/レイランド・グリル

フロントグリルが最大の変更点。インテリアにも大きな変更、メカニズムはさほど大きな変更はないが、北米向けと欧州向けで、排気ガス規準と安全基準によりメカニズムに差異が大きくなってくる。グリルとオーバーライダーが交換されているケースが多く、mk.2と外観で見分けるのはちょっと面倒。


4. -GHN5/GHD5
MK III-2(Late)
Honeycomb grille (1972-1974) - H/G
ハニカム・グリル(実際はハニカムじゃないですが・・)
別名 ブラックメッシュ・グリル -BM-

フロントグリルが最大の変更点。北米向けと欧州向けで、差異がさらに大きくなってくる。
色々とポイントはあるものの、これまたグリルやオーバーライダーが交換されているケースがあり、mk.2と外観で見分けるのはちょっと面倒。


5.-GHN5/GHD5
MK III-3(RB)
Rubber Bumper(1974-1980) -R/B
ラバー・バンパー(材質的には軟質ウレタン系かも)
別名 ウレタンバンパー、ブラックバンパー、
または5マイルバンパー(これは当時の北米での衝突安全規準から)

外観に大きな変更、クロームメッキの金属バンパーから、合衆国マーケットで実施された安全基準をクリアすべく、衝撃吸収構造を持ったウレタン製バンパー装備になり、クロスメンバーの変更などを加え、地上高も高くされた。北米向けと欧州向けでは、エンジン補器や排気ガス浄化装置などに大きな違い。後期型は電動ファンクーリングファンの採用など、内部メカニズムにも変更あり。

 
  R/Bもメカニズム的にモデルチェンジをうち前期型/後期型に分けて
5-1.
Mk-III-3-1 R/B early(前期型、1974後期-1976前期)
 5-2.
Mk-III-3-2 R/B later(後期型、1976後期-1980生産終了まで)
 

とします。

 

Mk.1 / Mk.2 / Mk.3-RG / Mk.3-HG / Mk.3-RB1 / Mk.3-RB2

各モデルの相違点については、こちらに詳しく解説されています。外観の他にエンジン、ミッション、デフ、電気系冷却系、インテリア、装備などが変遷しているのがお解り頂けると思います。