第５戦は前回と同じくウエット路面での戦いとなりました。
予選開始まで激しく降り続いていた雨がコースインと同時に霧雨にかわり、大きな水たまりや川が引き始め、最後まで完全なウエットではありましたが徐々に各車タイムがアップしていきました。皆さん初の東コースに手こずる様子はありましたが、数台のスピンがあっただけで順調に予選は終了しました。

決勝は安全のためローリングスタートとなり、全車タワーを全開で通過していました。全車難しい１コーナーをクリアー。東コース特有のショートカット入り口となる狭い２コーナー入り口で１台がハーフスピンをしましたが、後続の無難な処理により全車無事クリアーしていきました。霧雨で路面状況も多少良くなった事も手伝ってか、序盤から各所で熱い走りを見る事が出来ました。序盤から後続を引き離していたトップが中盤にスピン。下克上のような様相を見せ始めたレースは、Ｅ３トップがＥ２上位陣に割って入ったり、111Cup史上初めてＥ２クラスが総合優勝を飾る濃い内容となったようです。最後までウエット路面だった状況で果敢に挑まれ、優勝したＥ１：川俣選手、Ｅ２：乙黒選手、Ｅ３：八幡選手、おめでとうございます。