MGB Buyer's Guide for Bigginers by Corkey.O
MGB初心者のためのバイヤーズガイド
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関連記事: The History of MGB |, The MG FAQ |, About MGB
MGB Tourer MGC,GT,V8 Other MGB




2. MGBモデル別概要
(続き)
 MGBには大きく分けて2ボディ/9タイプ合計16バリエーションが存在する。詳しくは拙文「THE HISTORY OF MGB」をご参照いただきたいが、概略は以下の通りである(メーカーでの正式なマーク・ナンバー呼称は存在しないため、文中は俗称)。




MGC Tourer & GT
1962〜1967 トゥアラー(G−CN1):4544台
GT(G−CD1) :4458台
 ビッグ・ヒーレィ(オースティン・ヒーレィ3000Mk2)の後継車として、145馬力の3000cc直列6気筒エンジンを大きく膨れ上がったバルジを付けたボンネットの下に放り込んだ「スーパーMGB」。ただしこのエンジンはBタイプよりも95kg重く、元々アンダー・ステアの軽くないMGBのハンドリングは「強」アンダー・ステアになってしまった。
 むしろ直列6気筒エンジンのスムーズさとパワフルさを生かしたグランド・トゥアラーと解釈するのが正しい評価と言える。MGCはレース用にアルミニウムの多用によるエンジン/ボディの軽量化が施されたコンペティション・モデル、通称「MGC/GTS」がBMC最期のワークス・レーサーであり、幅広のレーシング・タイヤを納めるために大きく張り出したフェンダーを始めとした迫力ある外観から、このモデルを好む人も少なくない。日本では極めて個体数が少なく、トゥアラー・ボディはさらに希少である。
GT V8
1973〜1976 ブラックメッシュグリル(右ハンドルG−D2D1/左ハンドルG−D2D2):1856台
ウレタンバンパー前期(右ハンドルG−D2D1のみ): 735台
今度はオール・アルミ製で軽量小型(Bタイプ・エンジンよりも単体重量は18kg軽い!)な3500ccローヴァV8エンジンを搭載した「スーパーMGB」。0−400m加速15秒台/最高速度200km/hオーヴァという俊足を誇る。「トゥアラーとしてのMGB」をとことん推し進めた、ある意味での「究極のMGB」。
 MGCとは異なり外観上の4気筒版との差はほとんどなく、3個所の「V8」エンブレムと専用の14インチ・アルミ・ホイール程度に留まる。ただしこのエンジンはGTボディにしか与えられず、しかも正規に英国から輸出されたのはたったの7台。無論日本に正規輸入車は存在せず、1999年4月現在で確認されているのはわずか4台である。
 英国ではトゥアラー・ボディにこのエンジンを移植したコンバージョン・モデルも少なくないが、日本には1999年4月現在で1台が確認されているのみである。
Black Meshグリルモデル
RV8
1993〜1994 トゥアラー:2000台(1982台説あり)
 MGB生産終了から15年もたって突然蘇った復活版MGスポーツ第1弾。
 元になっているのは1988年から生産が開始されたMGBのホワイト・ボディ。RV8はこれを補強すると共にコンバージョン・モデルのノウハウも取り入れつつ内外装のリファインを加えて生み出された、「20年遅れのMGBトゥアラーV8カタログ・モデル」。
 本来はMGB生誕30周年モデルという名目でMGスポーツの復活を告げ、MGFの露払いとすることを目的とした2000台の限定生産車だった。日本においては当初500台の割り当てだったのだが予約が相次いだために1500台に増加された。
 しかしその後のMGFの登場やバブル経済の崩壊などにより、実際の輸入台数は1200台前後ではないかと推測する。また最近では日本から英国に逆輸出されるケースも少なくないようだ。これら9種類以外にも、MGBの歴史の中でも有名な改造車やごく少数が生産された限定車なども存在する。

Left:原型となった、MGB UB2
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by MG PATIO <えむじい亭>マスターCorkey.O
(MGB V8conv. called "Bee-3",Yotsukaido-CHIBA)
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